萩たまげなす出発式/定植早め生産量増やす

 普通のなすの約3~4本分、「萩たまげなす」の出発式が5月11日、萩青果市場で開かれました。

 萩たまげなすは、萩・長門地区あわせて9名が約50アールで栽培し、平成25年度にはやまぐちブランドの農産物第1号に認定されました。一本の重さが500g以上、長さが約30cm、アクが少なく、果肉に弾力があり、加熱した時にトロリとした食感が楽しめます。萩・長門地域はもとより、山口県を代表する伝統野菜として広く親しまれています。

 今年産は例年より10日程早い5月6日より出荷が開始。栽培面では、暑さに弱いため、できるだけ定植を早めて収量を確保しつつ生産量を増やすことが狙いです。

 また、今年からパッケージ(袋)デザインを変更。競合する品種との差別化をはかるため、色は高級感ある金色を基調としました。当日は263本を県内市場などに向けて出荷。今後は、県内を中心に東京へも出荷します。7月上旬まで出荷が行われ、出荷量3万本、販売高1千万円を目指します。

 

 萩たまげなす専門部会の吉村部会長は「品質を保ちつつ、いろいろなところに売り込んでブランド力を高める必要がある」と意気込みます。

萩たまげなすは、その大きさから「大味」をイメージされがちですが、見た目の大きさとは裏腹に、きめ細やかな肉質で、焼いて食べると、とろりととろけるような食感。一般のナスと比べて、アク成分の含有量が少なく、加熱することにより多くのペクチンが可溶化し「とろり感」が増すとともに、遊離糖量が多く甘みを多く感じるところが特徴です。

 

 

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